番組では、同センターに収容されている犬達の映像が映し出され、犬達は悲しい瞳で、カメラを見つめていました。この福岡市動物管理センターでは、年間4000とう以上の犬・猫達を、飼い主が見つからず処分してるといいます。
動物管理センターに収容された犬たちの抑留期間は、たった3日間です。
(7日~2週間位と思ってましたので、抑留期間わずか3日には驚きです)
72時間のうちに、飼い主があらわれるか、その後も、新しい譲渡先が見つからなければ殺されてしまいます。しかも安楽死ではなく二酸化炭素による窒息死。
職員の方は、麻酔を多く打って、せめて眠るように死なせてあげたいと言われていました。(処分数は日本全国だと日々約1000匹にもなります。)
そんな中で、同センター職員が犬たちの命を救おうと、インターネットで犬や猫の、迷い込み・行方不明・譲渡希望の情報を詳細に公開し、引き取り手を捜す活動を行っています。また、年間80とうあまりの子犬を保護し、しつけを行い新しい飼い主のもとへとおくり出しています。・・・、彼らが、救える精一杯の数字だと思います。
さて、ここで私に何が出来るのか?
★安易に飼ったり、安易に繁殖させ、育てられなくなった飼い主さんは、保健所に持ち込む前に、飼い主としてその犬・猫を助ける為に最大限の努力をお願いします。
★飼い主さんは、万が一迷子になったペットを探す場合、県内の動物管理センターに問い合わせをしてみましょう。(迷子札をつけておくと見つかる確立が高いです。)
★犬や猫を飼いたい人は、動物管理センター・保健所へ問い合わせしてみましょう。
*ホームページを見ると、県によってセンターの取り組み方に違いがあります。
↓各都道府県のHP
■全国動物保護センター一覧
また、動物愛護に関する世論調査(平成15年7月調査)というものを発見したので参考に。
調査結果の概要
(3) 飼えなくなったペットの処置
(4) ペットの安楽死処分
は、考えさせられました。
関連ページ
madam_zoo →こんな事が日本の現状なんです
NEWS ZERO →くらら@ゲンバ「ガス室にカメラが…ペット殺処分の現場」