主なペットフードのパッケージ表記内容
1、対象動物
どの動物を対象とした製品か。(犬用、猫用など)
2、フードの目的
総合栄養食、一般食、おやつ (間食・スナックなど)に分けられます。
3、内容量
輸入品の場合、ポンド(Pound、あるいは lb.、lbs.)で表記されているものもあります。1ポンドは約453.6g です。
4、給与方法
一日あたり、体重によってどのくらいの量を与えるかの目安です。
運動量が多いコにはやや多め、あまり運動しないコには、やや少なめに与えてください。ドッグフードによって、グラム当たりのカサは異なりますので、よそうのに使っている器一杯が何グラムになるか、計っておきましょう。
5、原材料
配合量の多い順に、動物性食品、植物性食品の材料名が記載されています。たとえば「乾燥子羊肉」「粗引き米」「米糠」「ビートパルプ」「乾燥海草」各種ビタミンなど。
6、 成分
フードに含まれる栄養素の割合を表示しています。粗たんぱく質、粗脂肪などの割合はペットの年齢に合ったものを選ぶ必要があります。
7、 製造年月日
製造年月日、または賞味期限の記載には注意してください。 合成保存料や防腐剤の含まれていない自然食フードは新鮮なものを与えるようにしてください。 特に日本の夏は高温多湿ですから、長期間店頭に並んでいたフードにはかびが発生することも予想されます。
7、正規品の表示
アメリカやヨーロッパで製造されたフードには並行輸入業者が輸入したものと、 日本の正規代理店を経由したフードがあります。正規品と表示されたフードは日本の風土に合うように設計されたもので、 並行輸入品に比べて品質に信頼がおけます。
8、AAFCO基準
アメリカの権威ある審査団体「AAFCO」または日本の「ペットフード公正取引協議会」の処方に準じている、もしくは検査に合格したという表示はフード選びの一応の基準になります。
9、 事業者の氏名または名称および住所
「製造者」「販売者」「輸入者」など事業の種類を明記することが義務付けられています。商品に関する問い合わせ先のフリーダイヤルが示された事業者もありますので、遠慮せずにわからないことは尋ねてみましょう。
参考記事→ペット 飼育管理 賢いフードの選び方 - goo ペット
今でこそ賞味期限はわかるようになりましたが、原材料の記載を見ても、チンぷんカンプン!勉強せねば・・・
ペットフードメーカーさんも値上げ競争ばかりしないで、わかりやすい表示方法の記載で、シェア拡大にはげんでもらいたいものであります。